心臓超音波検査の目的は、まず、心臓の形の異常を見つけることです。心房や心室の大きさ、壁の厚さや弁の形などがわかります。次に、壁の動きや心臓の中の血液の流れを測ることができます。
超音波を心臓に発信し、返って来る反射波(エコー)を画像にして、心臓の様子を映し出す検査です。
検査はベッドに横向きに寝て(側臥位)行います。検査は15~20分ほどで終了し、痛みや苦しさは全くありません。また、X線やCT検査のように放射線の照射をしませんので、被曝の心配が全くありません。検査結果はすぐにその場で判定されます。
心肥大(高血圧)、弁膜症、心筋梗塞、肥大型心筋症、拡張型心筋症など
頸動脈超音波検査では、動脈硬化の程度を表す指標を直接評価できます。頸動脈とは、首にある、心臓と頭部を結んでいる血管です。従って、心臓や脳の血管と密接な関係にあります。
検査は座ったまま10分位で終了します。放射線の被曝はなく、痛みも全くありません。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病、脳卒中などがあったり異常が疑われる方
※健康と思われる方でも、自分の血管の動脈硬化(血管年齢)を確かめることは大きな安心につながります。ぜひ一度、検査することをお勧めします。
超小型・軽量の24時間心電図記録装置で、不整脈や狭心症などの検査を行います。写真の通り、ペンと比較するとその小ささがお分かりいただけると思います。耐水性が高いため、スポーツ、入浴時でも記録可能です。
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